結論:非エンジニアでも使える。ただし、全部を丸投げしない
AIエージェントは、コードを書けない人でも使えます。
ただし、AIへ「いい感じに全部やって」と任せるだけでは、安全な事業運営にはなりません。目的、使用できる資料、禁止事項、完成条件を決めたうえで、公開・購入・契約などの重要な操作は人が確認する必要があります。
私はChatGPTとCodexを使い、アフィリエイト事業のジャンル調査から案件選定、サイト設計、記事企画まで進めています。
一方で、WordPressへのログイン、記事公開、有料サービスの利用などは、自分の確認なしに進まないルールにしました。
この記事では、実際にAIへ任せられた仕事、私が判断した仕事、AIだけでは完結させなかった仕事を分けて紹介します。
このサイトでいうAIエージェントとは
このサイトではAIエージェントを、単発の質問に答えるだけでなく、目的とルールに沿って複数の作業を進め、結果を記録・報告するAIの使い方と定義します。
たとえば「アフィリエイト記事を書いて」と依頼するのではなく、次のように仕事を分けます。
- 市場を調べる
- 紹介できる案件を調べる
- 読者の検索目的を整理する
- 記事企画を作る
- 公式情報を確認する
- 本文を下書きする
- 誤りや広告表現を確認する
- 人が公開を承認する
OpenAIはCodexを「coding agent」と案内しており、公式のユースケースではコード作業だけでなく、分析、自動化、データ整理、知識作業などの例も公開しています。
ChatGPTへの質問と何が違うのか
私の使い分けは、次のとおりです。
| 使い方 | 主な役割 | 例 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 相談、理解、アイデア整理 | ジャンルについて相談する、専門用語を質問する |
| Codex・AIエージェント | 資料を読み、複数工程を進め、成果物を残す | 案件台帳、記事企画書、運営規約、調査記録を作る |
| masa | 重要な判断と最終承認 | 案件、費用、公開、契約を決める |
これは、すべての人に共通する唯一の使い分けではありません。現在の私の事業で採用している方法です。
実際にAIへ任せた仕事
市場とジャンルの調査
AI、生成AIツール、AI副業、転職、旅行などの候補を、競合性、案件、継続しやすさ、独自情報、リスクなどで比較しました。
その結果をもとに、私は主軸を「非エンジニア向けAIエージェント実践」に決めました。
AIが勝手にジャンルを決めたのではありません。AIは候補と判断材料を整理し、最終決定は私が行いました。
A8.netの案件調査
A8.netの公開情報から案件候補を集め、ログイン後はエックスサーバー案件の報酬、成果条件、否認条件、広告上の注意点を確認しました。
提携申請の前には、追加費用がないことも確認しました。その後、私が案件を承認してから、AIエージェントが提携申請を行いました。
実際に選んだエックスサーバーについては、AIブログのサーバーにエックスサーバーは向く?契約中の初心者が確認した判断材料で、料金、クイックスタート、向く人・向かない人を整理しています。
サイト名と設計
ブランド候補を比較し、サイト名を「AI事業づくりノート」に決めました。
その後、サイト名とキャッチフレーズをWordPressへ反映し、広告・PR方針、編集・検証方針などの固定ページも公開しました。記事本文はまだ公開していません。
記録と引き継ぎ
調査結果、承認番号、未確認事項、次の作業をMarkdownファイルへ記録しています。
Markdownは、見出しや箇条書きを簡単な記号で表す文章ファイルです。専門的なデータベースがなくても、人とAIが経緯を確認しやすい点が役立っています。
記事の制作・検証方法は、編集・検証方針で公開しています。
masa本人が判断した仕事
現在の事業では、次の項目をAIだけで決めないようにしています。
- 事業ジャンル
- 広告案件
- サイト名・ブランド
- 有料サービスの登録や購入
- 記事の公開
- SNS投稿
- メールやDMの送信
- 広告表現
- 契約や支払い
- 個人情報を含む処理
- 重要な設定変更
- ファイルや記事の完全削除
OpenAIの公式ガイダンスでも、外部への書き込み、破壊的操作、購入などには、確認を求める境界を設ける考え方が示されています。
AIだけでは完結させなかった仕事
WordPressへのログインと公開操作
パスワードをAIへ見せたり、プロジェクトファイルへ保存したりしないため、最初のログインは私自身で行いました。
ログイン後は、対象を指定して私が承認してから、AIエージェントが古い投稿を復元可能なゴミ箱へ移動し、固定ページの更新やホームページ設定を行いました。
パスワードの入力と記事公開の最終判断は、今後も私が担当します。
Xのログインを使ったトレンド調査
Xへログインできない時点では、アカウントを使った詳細なトレンド調査を延期しました。確認できない投稿数や反応数を作ることはしていません。
masaにしか書けない実体験
AIは公式情報を調べられても、私が実際に感じた良かった点や困った点を作ることはできません。
エックスサーバーを選んだ理由、WordPress設定で迷った点、ChatGPTやCodexを毎日使って感じたことは、私自身の回答や検証記録が必要です。
非エンジニア向けの始め方5ステップ
1.一つの仕事だけ選ぶ
最初から事業全体を自動化しないで、「候補を比較する」「資料を要約する」「確認項目を作る」など、小さな仕事を選びます。
2.完成形を伝える
「調べて」だけではなく、「比較表にする」「確認できない項目は要確認と書く」のように成果物を伝えます。
3.禁止事項を決める
公開しない、購入しない、個人情報を保存しないなど、AIが止まる条件を先に決めます。
4.人が承認する場所を決める
費用、契約、公開、外部送信など、元に戻しにくい操作の前に人が確認します。
5.結果と失敗を記録する
うまくいった結果だけでなく、未確認、失敗、停止理由も残します。次回のAIが同じ作業を繰り返すのを防ぎやすくなります。
向いている人・向いていない人
向いている人
- ChatGPTは使えるが、複数工程の管理が苦手な人
- 調査や資料整理に時間がかかっている人
- AIへ任せる範囲と自分が判断する範囲を分けたい人
- 小さく試し、失敗も記録しながら改善できる人
向いていない人
- AIへ一度指示するだけで確実に稼ぎたい人
- 内容を確認せず大量投稿したい人
- パスワードや個人情報を無制限にAIへ渡してよいと考える人
- 費用や規約を確認せず自動化を優先したい人
現在の成果と未達成事項
2026年8月23日時点で、次の準備が完了しています。
- 事業ジャンルの決定
- サイト名と読者の決定
- AIエージェント組織と承認ルールの作成
- A8.netのエックスサーバー案件調査と提携
- 初期サイト構成と記事企画
- サイト名・キャッチフレーズのWordPress反映
- 編集・検証方針、広告・PR方針などの固定ページ公開
- ホームページの公開とトップページ設定
一方で、通常記事の公開、アクセス獲得、成果発生、報酬確定はまだ達成していません。
そのため、このサイトを「AIエージェントで稼ぐことに成功した事例」として紹介する段階ではありません。準備から公開、分析、改善、収益化までを順番に記録していきます。
まとめ:最初は一つの安全な仕事から
非エンジニアでも、AIエージェントを事業づくりへ利用できます。
大切なのは、AI社員の数を増やすことではありません。何を任せ、何を人が判断し、どの条件で止めるかを決めることです。
最初は、普段時間がかかっている仕事を一つ選び、次の4点を書き出してみてください。
- AIへ渡す資料
- 作ってほしい成果物
- やってはいけないこと
- 人が確認する場所
私も、記事を大量に作るのではなく、案件、事実、実体験、承認を一つずつ積み上げながら進めます。
出典・確認日
- OpenAI for developers(2026年8月23日確認)
- ChatGPT and Codex use cases(2026年8月23日確認)
- OpenAI Model guidance(2026年8月23日確認)

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